top of page

 居合は霊器日本刀の威徳により心を修める道である。居合は鞘の内にあり抜刀前に先ず己が心意気を以って敵を圧し閃光一瞬の勝ちを得る術であり、坐居の時又歩行する時、その他あらゆる時、其の他あらゆる時と場所に於いて正しき刀法と身体の運用を治める道である。

正統二十一代宗家福井聖山先生著「無双直伝英信流居合道」より

 

 要するに現代における居合道とは健全にして強靭なる身体と精神の練成と滋養にあり、且つ居合の本義にもとずき運剣の妙味を会得する術であり、それを流儀に則り如何程自己のものに成し得るかに究極の目的があると考える。

正統二十二代宗家池田隆聖昂先生著「無双直伝英信流居合道解説」緒言より

​ともあれ、一回稽古に見学に来てください。

居合いとは

 居合道とは、立会いに対する言葉で、昔は流派によって 

「居相(いあい)」 「抜合(ぬきあい)」 「座合(ざあい)」

「抜剣(ばつけん)」 「鞘の内(さやのうち)」 「利方(りほう)」

「抜刀術(ばっとうじゅつ)」 など、いろいろ言われていたが、いずれも敵の不意の攻撃に対して、一瞬をおかずに刀を抜き、敵に乗ずる隙を与えないで勝つ剣技である。

 居合の起源は、古くは奈良朝あるいは平安時代初期に芽生えたとするが、一般的には、戦国時代に考え出された刀術で、始めは戦場において槍は薙刀などを、折られたり、切り落とされたりしたときに、とっさに腰の太刀あるいは短刀を抜いて敵に応じるために工夫された技が、やがて剣道と同じように研究発達して、各武術の組形の中に取り入れられるようになったとされている。

 

スキージャーナル社 「新版 全日本剣道連盟居合」より

居合道とは

居合いとは

bottom of page